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米国債市場、FOMCでの追加緩和シグナルに期待-利回り過去最低

  • 米金融当局は全力投球だと力強いメッセージ送る-アメリベット
  • 米10年国債利回り、先週は週間ベースで過去最低水準で取引終了
Week ahead (Friday only) 10-25 Bloomberg
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米国債トレーダーは再び、記録的な低利回りを目にしており、 米経済成長の急回復期待が弱まる中で、米連邦準備制度が今後の追加緩和のシグナルを出すとの見方を強めている。

  指標の米10年国債利回りは24日に0.59%と、週間ベースで過去最低水準で取引を終えた。インフレ調整後の実質利回りは、市場の最も純粋な景気認識の1つとされるが、24日のマイナス0.91%を下回る水準で取引を終えたことはほとんどない。

  ウォール街のストラテジストらは米連邦準備制度理事会(FRB)のパウエル議長が7月28、29両日開催の連邦公開市場委員会(FOMC)後にハト派寄りのメッセージを送ると予想。新型コロナウイルス感染拡大や米中関係の緊張の高まりを受けて低下してきた利回りへの下押し圧力が続くと見込む。具体的な変化はない公算が大きいものの、当局が政策金利のガイダンス見直しなど追加策を示唆するとトレーダーは予想している。

Real, nominal yields are testing lows once again

  アメリベット・セキュリティーズの米金利責任者グレゴリー・ファラネロ氏は、「米金融当局のメッセージは当局は全力投球だという力強いものになり、新型コロナの影響や下期の経済成長への懸念を強めつつあることが明らかになるだろう」と指摘。「長期国債金利はレンジの底にあり、さらに下がろうとしているように見える。これはウイルスと地政学上の多くの不確実性があることも反映している」と分析した。

  経済指標も債券市場の強気ムードを7月中は維持する可能性がある。30日に発表される4-6月(第2四半期)の米国内総生産(GDP)速報値は前期比年率35%減に落ち込んだと見込まれている。

原題:Bond Market Eyeing Record-Low Yields Set for Nudge From the Fed (抜粋)

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