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【新型コロナ】米国の一部で感染鈍化の兆し、スペインでは再拡大

  • テキサスとアリゾナ両州で流行鈍化の兆候-前FDA長官
  • 英国が比較的安全とする渡航先リストからスペイン除外

米国の新型コロナウイルス感染の中心地(ホットスポット)とされるフロリダやアリゾナ、カリフォルニア、テキサス、ニューヨークなどの州では、新規感染者数と新たな死者数が減少した。スコット・ゴットリーブ前食品医薬品局(FDA)長官は、テキサスとアリゾナで流行鈍化の「紛れもない兆候」が見えると述べた一方で、カリフォルニアとフロリダについては不確実だとの認識を示した。

  米国の感染者数は直近1日で6万5965人(1.6%)増加と、7日平均増加率の1.8%を下回った。死者は921人増で、4日間続いた1日当たり1000人超の増え方に歯止めがかかった。

  英国はスペインでの感染者数が再び増えてきたことを受け、比較的安全とする渡航先リストからスペインを外した。同国から英国に戻った渡航者は2週間の隔離が必要となる。

  スペインではバルセロナや人気ビーチのある北東部カタルーニャ自治州を中心に感染者が急増。同国衛生当局の報告によれば、23日と24日の新規感染者数はいずれも920人を超え、政府がロックダウン(都市封鎖)を緩和し始めた5月前半以降で最多となった。

  ノルウェーも24日、スペインからの帰国者を対象とした10日間の隔離措置を発表。フランスもカタルーニャ自治州への渡航について新たな警告を発した。観光業に国内総生産(GDP)の10%以上を依存するスペインにとって、旅行繁忙期の予約にさらなる重しとなりそうだ。

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バルセロナの美術館のテラスでくつろぐ来館者(7月25日)

  米ジョンズ・ホプキンス大学とブルームバーグ・ニュースの集計データによれば、世界の新型コロナ感染者数は1610万人を超え、死者は約64万7000人。

  カリフォルニア州衛生当局のウェブサイトによると、同州の感染者数と死者数の報告は14日平均に比べて減少した。26日の新規感染者数は8259人で、14日平均は9421人、前日は1万666人だった。死者数は79人増加し、14日平均の98人増や前日の151人増を下回った。

  韓国のSKバイオサイエンスは来年6月までに新型コロナウイルスのワクチンキットを2億個生産できるようになる可能性がある。同社を支援するマイクロソフト共同創業者のビル・ゲイツ氏が文在寅大統領宛ての書簡で見通しを示した。

ゲイツ氏支援の韓国企業、新型コロナワクチン2億個の生産が可能も

原題:U.S. Hot Spots Get Reprieve From Climbing Cases: Virus Update

Spain Second Virus Wave Swells, Fuels Concern Across Europe (2)(抜粋)

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