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HSBC、ファーウェイ陥れた事実ない-米捜査での役割を否定

  • 米司法省からの情報求める要請に客観的事実提供しただけ-HSBC
  • 孟被告が行員に示した資料の一部除外を弁護団が問題視とカナダ紙

HSBCホールディングスは米当局が国家安全保障上の脅威と見なして捜査対象としている中国の通信機器メーカー、華為技術(ファーウェイ)との関わりについて、同社を陥れた事実はないとして、捜査の発端がHSBC側にあるとの見方を否定した。

  同行は25日の発表文で、「米司法省からの情報を求める要請に対応し、HSBCは客観的事実を提供したのみだ」と説明し、ファーウェイに敵意を持ったり同社を「わなに掛ける」行為をしたことはないと否定。「HSBCが証拠をでっち上げたり事実を隠したことはない。また、HSBCは決して事実を曲げず、自行の利益のため顧客に害を及ぼそうとすることも一切ない」と強調した。

  米司法省は米国の対イラン制裁に違反したなどの罪でファーウェイの孟晩舟最高財務責任者(CFO)を起訴し、カナダから米国への身柄引き渡しを求めているが、これに抵抗するファーウェイの法廷闘争にHSBCは巻き込まれている。

  カナダ紙のグローブ・アンド・メールは24日、孟被告が2013年に香港での会議でHSBCの行員に見せたパワーポイントの資料にあった複数の主要項目を米当局が除外し、これによりファーウェイのイランでの取引に説明不足の印象を与えてカナダ当局を欺いたとする被告弁護団の主張を報じた。この主張は23日、カナダの裁判所への届け出で示されたという。

Court To Rule On Extradition Of Huawei CFO Meng Wanzhou To U.S.

バンクーバーの裁判所出廷で自宅を出た孟被告

フォトグラファー:ダリル・ダイク/ブルームバーグ

原題:
HSBC Denies ‘Framing’ Huawei, Didn’t Prompt U.S. Legal Probe(抜粋)

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