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債券は小幅安、あすの40年債入札を前に調整売り-日銀オペは据え置き

更新日時

債券相場は小幅安。あすの40年利付国債入札を前にしたポジション調整の売りが優勢だった。一方、日本銀行が実施した国債買い入れオペは通知額が前回から据え置かれ、市場で材料視されなかった。

  • 新発10年債利回りは22日終値比0.5ベーシスポイント(bp)高い0.015%
  • 新発2年債利回りはマイナス0.135%、新発5年債利回りはマイナス0.12%といずれも0.5bp上昇
  • 長期国債先物9月物の終値は7銭安の152円31銭。連休明け後や40年債入札の前日で取引が手控えられ、日中売買高は1兆1774億円と、6月下旬以来の低水準となった

市場関係者の見方

野村証券の中島武信シニア金利ストラテジスト

  • あすの40年債入札を控え超長期債中心に業者のポジション調整売りが出た
  • 40年債自体は入札で投資家の需要が期待できるため、先回りの買いが入ったもよう
  • 3カ月物金利がマイナス0.1%を上回る弱い地合いの中、2年債も弱い

みずほ証券の松崎涼祐マーケットアナリスト

  • あすの40年債入札を前に先物にもヘッジ売りが出たのかもしれない
  • 中短期ゾーンも30日に2年債入札を控えて上値が重い
  • キャッシュつぶしのニーズが後退していることも中短期債の需給悪化要因
長期国債先物の日中取引・売買高の推移

日銀オペ

  • 残存期間1年以下が1000億円、10年超25年以下が1200億円と、いずれも前回から据え置き
  • 野村証の中島氏
    • 売りがやや積極的で弱いオペ結果だったが、材料視されなかった
  • 備考:日銀:国債買い切りオペ一覧(表)

新発国債利回り(午後3時時点)

2年債5年債10年債20年債30年債40年債
-0.135%-0.120%0.015%0.405%0.570%0.595%
前営業日比+0.5bp+0.5bp+0.5bp横ばい横ばい-0.5bp
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