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インテル株が一時18%安、自社生産撤退の可能性をスワンCEOが示唆

  • インテル、他社に生産委託なら過去50年間の戦略の転換に
  • インテルは最大の差別化要因を失う-カウエン分析

半導体最大手、米インテルのボブ・スワン最高経営責任者(CEO)は23日の決算発表で、半導体の自社生産をやめるという以前なら考えられなかった可能性について、説明に1時間近くを費やした。一夜明けた米株式市場で、同社株は一時18%下げた。

  4000億ドル(約42兆円)規模の半導体業界で、生産の外部委託はいまや珍しくない。だがインテルは設計と自社生産を50年にわたり両輪としてきた。むしろ他社の生産を受託する計画さえ最近まであった。

Intel Corp. Chief Executive Officer Bob Swan Interview

インテルのボブ・スワンCEO

フォトグラファー:David Paul Morris / Bloomberg

  スワンCEOは新製品生産プロセスに再び遅れが生じていることを明らかにした後、アナリストとの電話会議で、「弊社が他社のプロセス技術を必要とし、緊急計画と呼べる範囲において、弊社はその準備を進める」と発言。「それにより、弊社にははるかに多くの選択肢が生まれ、柔軟性を確保できる。従って新製品生産プロセスが遅れる場合、全てを自社で行うのではなく、別の手段を試すことが可能になる」と説明した。

  インテルがこの選択肢を追求すれば半導体業界の潮目が変わり、インテルが最大の差別化要因を失うことを意味すると、カウエンのアナリスト、マット・ラムゼー氏が指摘した。

  24日の米株式市場で、インテル株は4カ月ぶりの大幅安となり、一時49.50ドルを付けた。

原題:
Intel Plunges as It Weighs Exit From Manufacturing Chips (1)(抜粋)

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