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ゴールドマン、1MDB問題でマレーシアと和解-39億ドル支払いへ

  • この問題でゴールドマン法人に対する全ての訴えは取り下げに
  • 米司法省などマレーシア以外の国での調査は継続

マレーシアの政府系投資会社1マレーシア・デベロップメント(1MDB)に絡む巨額の不正事件に絡み、大手米銀のゴールドマン・サックス・グループは39億ドル(約4130億円)相当を支払うことでマレーシア政府と和解した。同行にとって金融危機以降で最悪の不祥事となった今回の事件は、決着へと大きな一歩を踏み出した。

  マレーシア財務省の24日発表によれば、和解ではゴールドマンが同国に25億ドルを支払うことで、1MDB問題におけるゴールドマンの関与を巡る捜査は決着し、ゴールドマン法人に対する全ての訴追は取り下げられる。この支払いに加え、世界各国の当局が差し押さえた1MDBの資産から、少なくとも14億ドルがマレーシアに支払われることも保証されたと、ゴールドマンが声明で明らかにした。

  ゴールドマンは2012、13年に1MDBによる65億ドルの資金調達を引き受けたが、資金の大半はナジブ元首相の関係者が不正流用したとされている。ゴールドマンのデービッド・ソロモン現最高経営責任者(CEO)が率いていた投資銀行グループは当時、起債に際し6億ドルという破格の高額手数料を受け取った。

  マレーシア財務省は「今回の和解は、広範にわたる1MDBの不正および汚職の仕組みにおいて、ゴールドマンの元社員2人による不正行為があった事実を同行が認めたことを意味する」と説明した。

  1MDBの問題を巡っては米司法省などマレーシア以外でも当局が調査を進めており、まだ解決していない。

原題:Goldman’s 1MDB Fiasco Nears End With $3.9 Billion Malaysia Pact(抜粋)

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