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ロシュ、新型コロナの検査キットはまだ不足-慎重な使用呼び掛け

新型コロナウイルスの検査キット製造で世界最大手の1社、スイスの製薬会社ロシュ・ホールディングによると、検査キットはまだ世界には十分行き渡っておらず、慎重に使用する必要がある。

  ロシュは生産能力を4倍に引き上げ、幅広い検査キットの生産に当たっているが、セベリン・シュバン最高経営責任者(CEO)は検査キットには業界の供給能力を上回る需要があり、この状況が数カ月間続く恐れがあるとの認識を示した。

Roche Holding AG Chief Executive Officer Severin Schwan Interview

ロシュのシュバンCEO

  シュバン氏は23日、ブルームバーグTVに対し、「需要は極めて強い。従って新型コロナの兆候や症状が見られる人、また検査を最も必要としている患者に検査キットが行き渡るよう配分することが非常に重要だ」と述べた。

  ロシュの診断部門責任者のトーマス・シネッカー氏は、検査キットの受け取りに軍用機を派遣してくる国も一部あると語った。

  同社の1-6月決算は、検査キット販売の押し上げがあったものの、ロックダウン(都市封鎖)で一部の主力薬の売り上げが落ち込み、市場予想を下回った。通期の見通しは据え置いた。

原題:Roche Chief Urges Careful Use of Scarce Coronavirus Tests (1)(抜粋)

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