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ダイムラー、通期の黒字確保見込む-新型コロナ打撃の最悪期は脱出

  • 今年のEBITとフリーキャッシュフローは黒字、第2波なし前提で
  • コスト体制を抜本的に改善する必要がある-ウィルヘルムCFO

ドイツの自動車メーカー、ダイムラーは23日、今年の通期決算で黒字を確保できるとの見通しを示した。同社は新型コロナウイルス危機がもたらした最悪局面を乗り越え、自動車需要の回復を示す十分な兆しをつかんでいる。

  発表資料によると、2020年のEBIT(利払い・税引き前利益)およびフリーキャッシュフローは前年を下回るものの黒字が見込まれている。この見通しは景気が引き続き回復し、新型コロナの感染第2波が起きないとの前提に基づく。

  同社の4-6月(第2四半期)決算は、ロックダウン(都市封鎖)によってディーラーや工場が一時閉鎖したことが影響し、EBITが16億8000万ユーロ(約2085億円)の赤字。暫定決算の数字を確認した。

  ダイムラーは新型コロナのまん延以前から実施していたリストラを一段と強化する方向だ。事情に詳しい関係者が述べたところによれば、同社は労働コストの削減目標を従来の14億ユーロから20億ユーロへと引き上げた。これにより約2万人の雇用がリスクにさらされる恐れがある。

  ハラルド・ウィルヘルム最高財務責任者(CFO)は23日、アナリストとの電話会議で「コスト体制を抜本的に改善する必要がある」と述べた。

原題:Daimler Targets Profit After Weathering Worst of Virus Crisis(抜粋)

  

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