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ワイヤーカード前CEOを再逮捕、2015年に巨額赤字を認識と検察

  • 前CEOと元幹部2人、不正会計で32億ユーロの融資を確保
  • ドイツや日本の金融機関がワイヤーカードに資金提供-検察

ドイツ検察当局は22日、破産手続きを申請した独オンライン決済会社ワイヤーカードのマーカス・ブラウン前最高経営責任者(CEO)と元幹部2人を逮捕した。ブラウン前CEOの逮捕は2回目。同社は2015年から巨額の赤字が発生していることを認識していたと、検察は主張した。

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ワイヤーカードのマーカス・ブラウン前CEO

  ミュンヘン検察によると、3人は約32億ユーロ(約4000億円)の融資を不正に確保しようと共謀。投資家や顧客、金融機関に対してワイヤーカードを実際よりもよく見せるため、架空の資産を計上し、帳簿を水増しすることを決定した。

  「現実には、3人は遅くても2015年の終わりにはワイヤーカード・グループが赤字に陥っていることを認識していた」と検察は指摘。「不正会計にだまされ、ドイツや日本の銀行、その他の投資家はおよそ32億ユーロを提供した。その資金は消失したと考えられる」と続けた。

  検察の発表前にワイヤーカードにコメントを求めたが、拒否された。ブラウン前CEOは6月にも逮捕されたが、その翌日に保釈されていた。

原題:
Ex-Wirecard CEO Rearrested on Claim He Knew of Losses for Years(抜粋)

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