コンテンツにスキップする

銀が約7年ぶり高値に急伸、金も最高値接近-安全資産需要高まる

  • 銀は一時7%強の上昇、金現物は1オンス=1865.81ドル
  • 新型コロナの感染再拡大や景気減速を受け、追加景気刺激策に期待感

22日の商品市場で銀がほぼ7年ぶりの高値に急伸。金価格も最高値に向かって上昇基調が続いた。新型コロナウイルスのパンデミック(世界的大流行)から世界経済を回復させるため追加の景気刺激策が講じられるとの期待感が背景にある。

  感染件数の再拡大や経済成長の減速に加え、ドル安や米国で実質金利がマイナス圏にあることなどを受け安全資産需要が高まり、銀や金に投資マネーが殺到。各国政府や中央銀行による多額の景気刺激策も価格上昇を後押ししている。欧州で経済再生を図る復興基金が合意されたのを見て、市場の関心は米経済てこ入れのための法案を巡る交渉にシフトしている。

  銀の供給懸念や工業需要の回復期待も価格を押し上げる要因となっている。

Silver surges to the highest level since 2013

  オーストラリア・コモンウェルス銀行のアナリスト、ビベク・ダール氏はリポートで、「金と同様に銀も、安全資産需要や米長期債の実質金利の低下から恩恵を受けている。特に需要期待と供給不安が重なる状況では銀の持続的な上昇はあり得る」と指摘した。

  銀のスポット価格は一時7.2%上昇し1オンス=22.8366ドルと、2013年以来の高値を付けた。その後、シンガポール時間午前11時54分(日本時間午後0時54分)時点は同22.3686ドルとなった。COMEXの先物も一時7.6%高。

  金直渡し相場は一時1.3%上昇し、1オンス=1865.81ドルと、11年9月以来の高値。同年に付けた史上最高値1921.17ドルに接近した。

原題:
Silver Rockets Higher, Gold Nears Record in Flight to Havens(抜粋)

    最新の情報は、ブルームバーグ端末にて提供中 LEARN MORE