米国務長官と英外相、中国に対抗する「同盟」構築に向け協議
Tim Ross、Nick Wadhams
更新日時
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ポンペオ長官、英が中国に一段と厳しい姿勢を取っていることを評価
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G7レベルでさらなる行動が取られる可能性をラーブ外相も示唆

Michael Pompeo, U.S. secretary of state, right, and Dominic Raab, U.K. foreign secretary, outside 10 Downing Street in London, U.K..
Photographer: Chris J. Ratcliffe/Bloomberg1日を始める前に押さえておきたい世界のニュースを毎朝お届け。ブルームバーグのニュースレターへの登録はこちら。
ポンペオ米国務長官は英国が中国に一段と厳しい姿勢を取っていることを高く評価した。米英両国は中国に対してより協調的な行動を取る計画も立てていることも示唆した。
訪英したポンペオ長官は21日、ロンドンでラーブ英外相との会談後に共同記者会見に臨み、中国がもたらす「脅威」を理解する「同盟」を構築したい考えを示した。ラーブ外相も主要7カ国(G7)レベルでさらなる行動が取られる可能性を示唆した。
ポンペオ長官は英国が第5世代(5G)移動通信網からの華為技術(ファーウェイ)排除や香港を巡る「中国の公約破棄」への批判、香港と結んでいる犯罪人引き渡し条約の停止に動いたことを称賛した。一方ラーブ外相は英国によるファーウェイ排除に関し、同社に対する米制裁を理由に挙げたが、米国の圧力でこうした行動を迫られたわけではないと主張した。
原題:
U.S. and U.K. Discuss Plans for Coalition to Resist China (1)(抜粋)
(3段落目に発言内容を追加して更新します)
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