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超長期債が上昇、需給懸念後退で買い優勢-連休控えて上値は限定的

更新日時

債券市場では超長期債が上昇。国債増発後の入札を順調にこなしてきていることを受けて超長期ゾーンの需給悪化懸念が後退し、買いが優勢となった。一方、あすからの4連休を控えて積極的な買いは手控えられ、上値は限定された。

  • 新発20年債利回りは前日比0.5ベーシスポイント(bp)低い0.405%、一時0.40%
  • 新発30年債利回りは一時0.56%、新発40年債利回りは一時0.595%と、それぞれ10日以来の水準まで低下
  • 新発10年債利回りは横ばいの0.01%
  • 長期国債先物9月物の終値は5銭安の152円38銭。夜間取引堅調の流れを引き継いで買いが先行し、6銭高の152円49銭まで上昇。日本銀行の買い入れオペで中期ゾーンの売り圧力の強まりが示されると水準を下げ、一時は152円36銭まで下落した
新発30年債と新発40年債の利回り推移

市場関係者の見方

パインブリッジ・インベストメンツ債券運用部の松川忠部長

  • 政府の景気対策による給付金などで基本的に個人の貯蓄が増加する格好となり、銀行の資金余剰感が強まる中、20年債を中心に超長期債には買い戻し圧力が残っている
  • ただ、来週の40年債入札を控えて、買われたところでは利益確定の売りも出やすい
  • 40年債入札で投資家需要がさらに確認されれば、超長期債の金利低下余地は拡大する見込み

日銀オペ

  • 対象は残存期間1年超3年以下、3年超5年以下、5年超10年以下。買い入れ通知額はそれぞれ前回から据え置き
  • 応札倍率は1-3年と3ー5年が前回から上昇して売り圧力の強まりが示された一方、5-10年は低下
  • 備考:過去の日銀オペの結果一覧

新発国債利回り(午後3時時点)

2年債5年債10年債20年債30年債40年債
-0.140%-0.125%0.010%0.405%0.570%0.600%
前日比+0.5bp横ばい横ばい-0.5bp-0.5bp-0.5bp
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