コンテンツにスキップする

豪中銀総裁、景気回復進行でも失業率は上昇へ-必要ならさらなる対応

  • マイナス金利や為替介入、中銀による財政ファイナンスには否定的
  • 中銀のバランスシート、一層の拡大見込まれる

オーストラリア準備銀行(中央銀行)のロウ総裁は21日、景気回復が進行しても失業率は一段と上昇するとの見通しを示した。また、包括的な政策の効果に満足しているとしつつも、必要であればさらなる対応の用意があると語った。

  ロウ総裁は労働市場と中銀のバランスシートに重点を置いた講演のテキストで、信頼の回復が景気回復の鍵であると重ねて指摘。一方、マイナス金利や為替介入、中銀による財政ファイナンスには否定的な考えを示した。

  その上で、今後は財政的な支援が主要な役割を果たすとして、政府には必要な場合、そうした支援を提供する多くの余地があると話した。

  ロウ総裁は、豪中銀のバランスシートが2800億豪ドル(約21兆円)前後と、新型コロナウイルス感染拡大前の約1800億豪ドルから膨らみ、さらなる拡大が見込まれると述べた。

  このほか、新型コロナの危機について、「長引けば長引くほど不確実性が高まり、円滑な回復が一層困難になる」として、警戒感を表明した。

原題:RBA’s Lowe Sees Higher Unemployment, Will Stay on Policy Course(抜粋)

    最新の情報は、ブルームバーグ端末にて提供中 LEARN MORE