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東京のコロナ感染者は237人、4連休は不要不急の外出自粛要請へ

更新日時
  • 少しずつ高齢者の感染増加し危機感-西村再生相
  • 22日午後、コロナ対策分科会でイベント開催制限など協議

東京都内で21日、新たに237人の新型コロナウイルス感染者が確認されたと、小池百合子都知事が記者団に語った。1日当たりの感染者数は3日ぶりに200人を上回った。 

  都内の新規感染者数は、16日から3日連続で280人を超え、17日は過去最多の293人となった。19、20日はそれぞれ188人、168人で200人を下回った。20日の新規感染者のうち、20、30代が64%だが、80、90代もおり、小池知事は同日、「年齢層の広がりが見える」として危機感を示した。

  東京都は15日、感染状況について、専門家の評価に基づき設定する警戒レベルを4段階のうち最も深刻な「感染が拡大していると思われる」に引き上げ、都民に感染防止策の徹底を改めて呼び掛けている。

  小池知事は21日夕、22日に感染状況について専門家が評価するモニタリング会議を開催することを記者団に明らかにした。23日からの4連休については、都民に対して「不要不急の外出はできるだけ控えてほしいと呼び掛けることを考えている」と述べた。

Olympics Logos as Japan Minister Says Tokyo Games Postponement 'Inconceivable'

東京都庁

Photographer: Kiyoshi Ota/Bloomberg

  西村康稔経済再生担当相も21日午前の記者会見で、都内の感染状況について、少しずつ高齢者の感染が増加していることに「危機感を持っている」と指摘。ただ、医療体制は重症者用の病床も含めて、まだひっ迫していないとの認識を示した。軽症者用のホテルについては、都内で371室確保されており、136人が療養中。月内に1000室を確保する見通しだという。

  政府は22日午後には、新型コロナウイルス感染症対策分科会を開催し、8月1日に予定しているイベント開催制限の緩和も含め、現在の状況について専門家から意見を聞く。 

  NHKによると、安倍晋三首相は21日午前の自民党役員会で、東京の感染状況について重症者数は現段階で低く抑えられており、医療提供体制はひっ迫していないことから、緊急事態宣言を発する状況ではないとの見解を示した。

  感染が全国にも広がりつつある中、政府は22日から観光支援事業「Go Toトラベル」を東京発着の旅行を除外して開始する。赤羽一嘉国土交通相は21日の記者会見で、10日から17日までに予約した東京発着の旅行についてはキャンセル料は不要とし、食材費や事務的経費など実損分については同事業費から旅行業者に補てんすることを明らかにした。

  21日は大阪府でも72人の新規感染者が確認された。

(小池知事のコメントを追加し、更新しました)
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