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日本株は続伸、ワクチン期待とナスダック100最高値-ハイテク高い

更新日時
  • 塩野義薬はコロナワクチン21年末までに3000万人分以上の生産体制
  • EU92兆円「復興基金」合意-補助金と低利融資、共同で債券発行

21日の東京株式相場は続伸。新型コロナウイルスのワクチン候補や治療薬への期待の高まりで医薬品が上昇した。また、米国でナスダック100指数が高値更新した流れを受けて、デジタル化を担う電子部品や半導体関連などハイテク銘柄が買われた。欧州連合(EU)の「復興基金」が合意に達したことや米国の財政政策への期待が継続していることも相場を支えた。

  • TOPIXの終値は前日比5.71ポイント(0.4%)高の1582.74
  • 日経平均株価は166円74銭(0.7%)高の2万2884円22銭

〈きょうのポイント〉

  • 新型コロナワクチン・治療薬開発
    • 塩野義薬は新型肺炎ワクチン、21年末までに3000万人分以上の生産体制
    • オックスフォード大とアストラのワクチン、有望な結果-研究者
  • ムニューシン米財務長官、追加景気対策は「子どもと雇用」が焦点に
  • EU92兆円「復興基金」合意-補助金と低利融資、共同で債券発行

  三井住友DSアセットマネジメントの石山仁チーフストラテジストは、「堅調な米国株の動きを背景に日本株も上昇していたが、思ったよりは上げ幅が小さかった印象」という。その理由として新型コロナの感染者数が米国や都内で高止まりしていることを挙げた。

  EUの復興基金が合意に至ったことは既に市場でもある程度織り込まれており、「ドイツ主導で基金をいかに機能させていくか見極める段階に移った」と石山氏は話した。

  東洋証券の大塚竜太ストラテジストは、米国で追加の財政政策が打たれる公算から、「一段と流動性が増せば資金が株式市場に入りやすくなり、日本株も上昇しやすくなっている」と述べた。

  • 東証33業種では医薬品、サービス、電機、精密機器、情報・通信などが上昇率上位
  • 鉄鋼、電気・ガス、銀行、保険、卸売などが下落
TOPIXの推移
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