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モデルナ株上昇が空売り投資家に打撃、今年の含み損1600億円に膨らむ

  • モデルナ株は今年370%超える上昇、時価総額360億ドル超の巨大企業
  • 取引可能なモデルナ株の約1割が現在ショート-S3パートナーズ

米バイオテクノロジー会社モデルナの空売り投資家は今年、同社の株価急騰で打撃を受けている。年初来で370%を超えるモデルナ株の上昇で空売り筋の含み損は約15億ドル(約1600億円)に達したと、調査会社S3パートナーズは分析している。

  モデルナは新型コロナウイルスワクチン候補への高い期待を背景に時価総額360億ドル超の巨大企業になった。株価は先週も大きく上昇したが、買われ過ぎとの見方よりも空売り投資家の含み損が重視される可能性があり、ショートスクイーズにつながるのではないかとS3パートナーズのマネジングディレクター、イーホリ・ドゥサニウスキー氏が17日付のリポートで指摘した。

Moderna heads to a third consecutive record

  同氏は「この銘柄には売り建玉解消の資金が24億ドルあり、いったんショートカバーがある程度の規模で始まれば、その買い圧力で株価が急激に上昇するだろう」と分析。S3パートナーズの集計データによると、取引可能なモデルナ株の約1割が現在、ショート(売り持ち)になっている。

原題:
Moderna’s 370% Rally Has Cost Short Sellers $1.5 Billion in 2020(抜粋)

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