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新型コロナ検体を一括で検査、FDAが緊急使用許可ー件数増目指す

  • 最大4つの検体が入ったサンプルを一括で検査できる
  • ファウチ所長と調整官のバークス氏も検査件数増やす手段として支持

米食品医薬品局(FDA)は18日、「プール・テスティング」と呼ばれる手法による新型コロナウイルス検査に初めて緊急使用許可(EUA)を出した。使用する検査資源を抑えつつ、検査対象を広げる狙いがある。

  FDAの発表資料によると、米臨床検査ラボのクエスト・ダイアグノスティクスはスワブ(綿棒)を使用した検体最大4つが入ったサンプルを一括で検査できるようになる。陽性となった場合は、検体の1つ以上が陽性の可能性があるため、今度は個々の検体が検査される。

  FDAのハーン長官は今回の許可について発表文で「検査製品を温存しつつ、新型コロナ検査を一人でも多くの市民に一段と速やかに実施する重要なステップだ」とした上で、「陽性率が低下し、より幅広い検査を開始するに当たり、検体をまとめることは非常に重要だ」と説明した。

  米国立アレルギー感染症研究所(NIAID)のアンソニー・ファウチ所長とホワイトハウスの新型コロナウイルス対策調整官デボラ・バークス氏も、実施できる検査件数を増やす手段としてプール・テスティングを支持する姿勢を示している。

  医療関連ニュースサイトSTATによると、バークス氏は6月、米国微生物学会(ASM)のオンライン会議でこうした手法について「1日当たりの検査件数を50万件から500万件にできるかもしれない」と述べていた。

原題:Pooled Testing Okayed in U.S. as Way of Boosting Covid Detection(抜粋)

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