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東京都のコロナ感染者168人、2日連続で200人下回る-小池知事

更新日時
  • 新規感染者には80・90代もおり、「年齢層の広がりが見える」
  • 屋内イベント制限緩和、今週の分科会で分析・評価-西村再生相

東京都内で20日、新たに168人の新型コロナウイルス感染者が確認されたと、小池百合子都知事が記者団に明らかにした。1日当たりの感染者数は2日連続で200人を下回った。

  都内の新規感染者数は、16日から3日連続で280人を超え、17日は過去最多の293人を記録。19日は188人で4日ぶりに200人を下回った。小池都知事は記者団に、検査数は4100件超とし、感染者は20代・30代が64%で、80代や90代もおり、「年齢層の広がりが見える」と述べ、警戒感を示した。夜の街対策について知事は、新宿区と都、警察が合同で3日間見回りを実施することを明らかにした。

  東京都は15日、感染状況について、専門家の評価に基づき設定する警戒レベルを4段階のうち最も深刻な「感染が拡大していると思われる」に引き上げ、都民に感染防止策の徹底を改めて呼び掛けている。

  都内で軽症の感染者が療養するホテルの確保について、菅義偉官房長官は20日午前の記者会見で、6月末には約2800室確保されていたものが、16日時点では370室に減少していると都から報告があったと説明。「事情を聞いている」として懸念を示した。これに対し、小池知事は「現場はしっかり働いてくれている、対応をしっかりこれからも進めていく」と語った。  

Japan Pushes Ahead With Re-Opening Even as Tokyo Cases Mount

東京・新宿区(7月10日)

Photographer: Kiyoshi Ota/Bloomberg

  全国でも新規感染者は増加傾向にある。大阪府では19日、新たに89人の感染が確認され、緊急事態宣言の解除後、最も多い感染者数となった。20日も49人の感染が確認された。

  政府は8月1日からイベントに関する入場制限を緩和し、定員の50%か5000人の少ない方を上限とする現在の制限のうち5000人制限を撤廃する方針を示しているが、西村康稔経済再生担当相は20日の記者会見で、「この点も含めて今週中に分科会を開いて、今の感染状況とこのことついてどう考えていくのかしっかりとご議論・ご意見をいただきたい」と述べた。18日の会見で制限撤廃について「基本的には慎重に考えないといけない」とし、見直す可能性に言及していた。

  西村再生相は、分科会の「日程については現在調整中」とした上で、「さまざまな事業者が準備を進めていると思うので、できるだけ早く」開きたいとの考えを示した。

(小池都知事のコメントや西村再生相の発言などを追加して更新しました)
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