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【米国市況】S&P500が3週連騰-ユーロ高い、復興基金合意に期待

17日の米株式相場は上昇。今週発表された企業決算や経済指標、新型コロナウイルス関連ニュースを消化しながら買いが優勢になった。米国債は下落。

  • 米国株はS&P500種とナスダックが反発、幅広い材料を消化
  • 米国債は下落、10年債利回り0.62%
  • ユーロが上昇、EU復興基金の合意に期待膨らむ
  • NY原油先物は続落-弱い経済指標や需要見通しで
  • NY金先物は反発、1オンス=1810ドル

  S&P500種株価指数は終盤に伸び悩んだがプラスを確保。週間ベースでも上げ、3週連騰となった。売買高は直近30日の平均を約25%下回った。インテルとシスコシステムズの株価が上昇したことで、ナスダック100指数は続落を逃れた。7月の米ミシガン大学消費者マインド指数はエコノミストの予想に反して低下。新型コロナウイルスの感染再拡大で、経済再開により芽生えていた楽観がほぼ消滅したことを示した。

  S&P500種株価指数は前日比0.3%高の3224.73。ナスダック総合指数は0.3%上昇。一方、ダウ工業株30種平均は62.76ドル(0.2%)安の26671.95ドル。ニューヨーク時間午後4時21分現在、米10年債利回りは1ベーシスポイント(bp、1bp=0.01%)上昇の0.62%。

Nasdaq has avoided consecutive sessions of losses for more than 40 days

  エグゼンシャル・ウェルス・アドバイザーズの資産運用担当者、デービッド・イェペス氏は、ウイルスを駆除しない限り、「今後も二分化した経済、二分化した市場が続くだろう」と指摘。「ワクチンが見つかれば、バリュー銘柄がアウトパフォームに転じるだろう」と語った。

  為替市場ではユーロが上昇。17日開始した欧州連合(EU)首脳会議で復興基金に関する合意の道筋が付くとの期待感で買われ、週間ベースでも上昇。2018年以来の4週続伸となった。

  主要10通貨に対するドルの動きを示すブルームバーグ・ドル・スポット指数は0.3%低下。ドルは対円で0.3%安の1ドル=106円98銭。ユーロは対ドルで0.5%高の1ユーロ=1.1435ドル。

  ニューヨーク原油先物相場は続落。ミシガン大学消費者マインド指数の予想外の低下や、消費回復ペース鈍化の兆しが重しとなった。テキサスやカリフォルニアなどガソリン消費量の多い州で、新型コロナの感染が再び拡大していることが需要を損ねている。

  ニューヨーク商業取引所(NYMEX)のウェスト・テキサス・インターミディエート(WTI)先物8月限は16セント(0.4%)安の1バレル=40.59ドルで終了。週間ベースでは0.1%上昇した。ロンドンICEの北海ブレント9月限は、23セント安の43.14ドル。週間では10セント安。

  ニューヨーク金先物相場は反発した。ニューヨーク商品取引所(COMEX)の金先物8月限は0.5%高の1オンス=1810ドル。金スポット相場は上昇。週間ベースでは6週連続の上げとなった。

原題:Stocks Rise for Third Straight Week; Dollar Falls: Markets Wrap(抜粋)

Euro Rallies Amid Recovery Fund Talks; Dollar Drops: Inside G-10(抜粋)

Oil Slips With Weak Economic Data Reinforcing Sour Demand View(抜粋)

Gold Miners Extend Rally to Longest in a Year on Metal’s Surge(抜粋)

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