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ANZシニアトレーダー、中国と米国批判のオンライン投稿で退職勧告

オーストラリアの銀行大手、オーストラリア・ニュージーランド銀行(ANZ)のシニア金利トレーダー、ボアチ・オズデミール氏は、新型コロナウイルス流行について中国の責任を問い、米国の社会と政治の状態を批判する投稿で、同行から退職勧告を受けている。

  シンガポール在勤のクレジット世界責任者の同氏は3月前半にリンクトインで、「こんなことになったのは中国のせいだ。中国の言うことなど信用しない」と投稿。「米国にはもはや政府が存在しない」と付け加えた。

  同氏は英語と中国語のソーシャルメディアで攻撃を受け、ANZは3月中に、リンクトインへの投稿は同行の見解を反映したものではなく「投稿者の判断の欠如を明確に示すものだ」とのコメントを発表し、徹底的な調査を約束した。

  オズデミール氏がブルームバーグ・ニュースに電子メールで述べたところによると、ANZの発表文について同氏は事前に知らされず、その後に退職勧告を受けた。

  ANZはブルームバーグへの電子メールで「当行の従業員だと知られている人間による外部コミュニケーションツールの適切な利用に関する問題だ」と説明した。広報担当者は退職勧告についてコメントを控えたが、同氏がまだ在籍していることは認めた。

  オズデミール氏はリンクトインへの投稿の削除に同意したが、ANZがコメントを出したのは同氏の旅行中で、3月下旬にシンガポールに戻ると出社を止められ退職勧告を受けたという。

  

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原題:ANZ Trader Stirs Controversy After Online Criticism of China (1)(抜粋)

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