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きょうの国内市況(7月17日):株式、債券、為替市場

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●日本株は続落、国内感染者や米死者数増加-米経済対策期待が支え

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  東京株式相場は続落。国内でコロナウイルス感染者の増加に歯止めがかからないことや、米国の一部の州で死者数が過去最多となったことなど、経済回復への懸念から、化学などの素材、銀行などの金融、陸運や機械などが売られた。一方で、追加の経済対策が米国で打たれるとの楽観が相場を支えた。

  • TOPIXの終値は前日比5.21ポイント(0.3%)安の1573.85
  • 日経平均株価は73円94銭(0.3%)安の2万2696円42銭

  岡三アセットマネジメントの前野達志シニアストラテジストは、「これまで日本株が外国人投資家に買われていたのは、米国や新興国と比べて感染者が抑えられていたことが理由にあったが、それがなくなりつつある」と指摘。「日本の政治をよく見ている外国人投資家からすると、今回のGoToキャンペーンの直前での修正は安倍政権も末期的と映り、信頼を失うことになる」と話した。 

  • 東証33業種では、空運、不動産、鉄鋼、海運、保険、パルプ・紙が下落率上位
  • 電気・ガス、医薬品、石油・石炭製品、その他金融、情報・通信などが上昇

●超長期債中心に上昇、来週の20年入札に楽観的な見方-オペに反応限定

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  債券相場は超長期債を中心に上昇。来週の20年利付国債入札について、このところの利回りの上昇を背景にした投資家の需要で無事に通過できるとの観測から買いが優勢となった。一方、日本銀行が実施した中長期ゾーン対象の国債買い入れオペは材料視されなかった。

  • 新発20年債利回りは一時前日比2ベーシスポイント(bp)低い0.40%に低下。新発30年債利回りは0.58%、新発40年債利回りは0.62%と、ともに1.5bp低下
  • 長期国債先物9月物の終値は6銭高の152円41銭。買いが先行して、一時152円50銭と中心限月ベースで2カ月ぶりの高値をつけたが、その後は上値が重くなり、152円37銭まで伸び悩む場面があった

野村証券の中島武信シニア金利ストラテジスト

  • 21日に20年債入札を控え買いが勝るか調整売りが勝るか焦点となる中、きょうは超長期債が強かった
  • 生命保険など固定した需要のある30年債と異なり、満期保有目的でない地方銀行の買いが入札の好不調を左右
  • これから金利が上がるとみれば損失回避で買い控える可能性が十分ある一方、現在の0.4%近辺で迎えれば長い目で保有する需要はあろう

日銀オペ

  • 残存期間1年超3年以下は4200億円、3年超5年以下は3500億円、5年超10年以下は4200億円に据え置き

●ドル・円小幅安、東京でのコロナ感染増を嫌気-107円台前半

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  東京外国為替市場のドル・円相場は小幅下落。欧州連合(EU)臨時首脳会議(サミット)の開催を前に、東京都での新型コロナウイルス感染者の増加が株安、ドル・円やクロス円を下押しした。

ハイライト
  • ドル・円は午後3時現在、前日比0.1%安の1ドル=107円21銭。107円36銭を高値に一時107円17銭まで下落
  • ユーロ・ドルは前日比ほぼ横ばいの1ユーロ=1.1379ドル。ユーロ・円は0.1%安の1ユーロ=122円ちょうど

ソシエテ・ジェネラル銀行の鈴木恭輔為替資金営業部長

  • 海外からは東京の感染者増を気にする声が聞かれており、これが日本株の午後の軟調地合いに響き、ドル・円やクロス円の売り圧力につながっている
  • EUサミットもアジェンダを見る限りあすがヤマ場で、きょう市場が開いている時間帯にはあまり動きはなさそう。とはいえ、要人発言などはケアする必要
  • 来週は、EUサミットの結果と相場の初動、さらには米経済対策などが注目。ただ、夏枯れで流動性が薄くなる日柄
  • ヘッドラインリスクに注意必要も、ドル・円は106円から108円のレンジで様子見もみ合いに

 

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