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米医療機器大手、新型コロナの最悪期から脱却した可能性を示唆

  • J&Jとアボットの4-6月業績はともにアナリスト予想上回る
  • 4-6月にコロナの悪影響を最も大きく受けるとのアナリスト見方

医療機器を手掛ける米ジョンソン・エンド・ジョンソン(J&J)とアボット・ラボラトリーズは、新型コロナウイルスの感染拡大がまだ続く中でも最悪期から脱したとの見解を示した。

  4-6月(第2四半期)の業績は両社ともアナリストの控えめな予想を上回った。J&Jは通期の調整後利益見通しを上方修正し、アボットは3カ月前にいったん撤回した通期見通しをあらためて示した。感染拡大の初期には手術中止が相次ぎ、医療機器の販売が低迷したが、そうした厳しい状況が緩和し始めたと両社は指摘した。

J&J、通期の業績見通しを上方修正-コロナの影響から回復見込む

  エドワード・ジョーンズのアナリスト、アシュティン・エバンス氏は両社とも「新型コロナの悪影響を最も大きく受けるのは4-6月期と考えられる」と指摘した。

  アボットは新型コロナ向け検査製品を投入する早期の取り組みが奏功し、4-6月期にこの分野で6億1500万ドル(約660億円)の売り上げを確保した。同社の純売上高は73億3000万ドル、調整後1株利益は継続事業ベースで57セントと、いずれも市場予想を上回った。また通期の調整後1株利益が同ベースで少なくとも3.25ドルになるとの見通しを示した。

原題:
Health-Care Giants Signal Worst Virus Hits May Have Passed、Abbott Sees FY Adj EPS Cont. Ops. At Least $3.25, Est. $2.86 (1)(抜粋)

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