コンテンツにスキップする

中国共産党の影響力試す個人投資家-当局は株高望むも投機抑制に課題

  • 中国当局は本土株の緩やかな強気相場を促すも投機などが問題に
  • レバレッジなどで勢いづいた中国株、14年当時を想起させる値上がり

中国の個人投資家は国内金融市場に対する共産党の影響力の限界を再び試そうとしている。

  中国当局はこの1カ月、本土株の緩やかな株高を促そうと取り組んできたが、モメンタム銘柄への投機や活発な売買が起きやすい中国では実現しにくい目標となっている。

  当局の思惑は外れ、レバレッジなどで勢いづいた国内株式相場は2014年以来となる急ピッチの値上がりを演じた。今回は当局の口ぶりの変化は早く、投資推奨から理性を取り戻すよう求めるようになり、人気銘柄の一部を標的に批判を展開した。

ChiNext drops from highest since 2015

  それでも株高は当局の重要な目標であり続けるとみられる。資産効果は消費者の需要喚起に寄与する可能性があり、株高は信頼感を押し上げ、負債を抱えた企業は資金繰りをしやすくなる。

  17日は小型株の創業板(チャイネクスト)指数が一時3%高となったが、下落に転じ午前の取引を終了。CSI300指数も0.3%下落している。中国当局にとって本土株式市場の強欲と不安のバランスを保つことが引き続き課題だが、現在の株高がピークを打った可能性は低い。

原題:China’s Manic Traders Test the Communist Party’s Grip on Markets(抜粋)

    最新の情報は、ブルームバーグ端末にて提供中 LEARN MORE