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【米国市況】株が反落、テクノロジー中心に売り-ドルは上昇

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16日の米株式相場はテクノロジー株を中心に下落。S&P500種株価指数は3日ぶり反落となった。今年に入り特にパフォーマンスが好調な銘柄をローテーションで手放す動きが広がった。米国債は上昇。新規失業保険申請件数が3月以降で最も小幅な減少にとどまったことが手掛かり。

  • 米国株は下落、テクノロジー中心に売られる
  • 米国債は上昇、新規失業保険申請統計に反応
  • ドルは上昇、米当局の動き受け一時の下げから反転
  • NY原油は反落、需給懸念や米雇用関連指標で
  • NY金先物は下落、中国GDPと米小売売上高が予想上回る

  テクノロジー銘柄が中心のナスダック100指数は大きく下落。マクロソフトやアップルの下げが目立った。S&P500種では情報技術、不動産、エネルギーの下げが大きい。同指数は過去2日間に2%余り上昇していた。公益と素材はこの日上昇した。

  ノースウェスタン・ミューチュアル・ウェルスマネジメントのポートフォリオマネジャー、マット・スタッキー氏は、これまで好調なテクノロジー銘柄について、「他の業種よりバリュエーションがかなり高くなっている」と指摘。「決算シーズンを迎え、テクノロジー分野に関してはそうした状況が多少の下げをもたらす可能性がある。期待は高まりつつあり、企業はそれに応える必要がある」と語った。

  S&P500種は前日比0.3%安の3215.57。ダウ工業株30種平均は135.39ドル(0.5%)下げて26734.71ドル。ナスダック総合指数は0.7%下落。米国債市場では、10年債利回りが1ベーシスポイント(bp、1bp=0.01%)低下の0.62%。

  外国為替市場ではドルが上昇。一時軟調に推移したが反転し、午後に大きく上げた。米当局が中国の通信機器メーカー、華為技術(ファーウェイ)を意識した動きに出たことで、さらなる報復措置への懸念が強まり、ショートカバーが入った。

  主要10通貨に対するドルの動きを示すブルームバーグ・ドル・スポット指数は0.3%上昇。一時は0.2%低下となった。

  ドルは対円では0.3%上昇し1ドル=107円27銭。ユーロは対ドルで0.3%下げて1ユーロ=1.1384ドル。

  ニューヨーク原油先物相場は反落。需要見通しが弱まっている中、OPECプラスの減産規模縮小決定や米労働市場の回復鈍化を示唆する統計が重しとなった。ニューヨーク商業取引所(NYMEX)のウェスト・テキサス・インターミディエート(WTI)先物8月限は45セント(1.1%)安の1バレル=40.75ドルで終了。ロンドンICEの北海ブレント9月限は42セント安の43.37ドル。

  ニューヨーク金先物相場は下落。中国経済が4-6月にプラス成長に復帰しエコノミスト予想も上回る伸びだったこと、また米小売売上高が市場予想を上回ったことが材料視された。ニューヨーク商品取引所(COMEX)の金先物8月限は0.7%安の1オンス=1800.30ドルで終了。

原題:Stocks Snap Two-Day Rally; Bond Yields Decline: Markets Wrap(抜粋)

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(第3段落にコメントを追加し、更新します)
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