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欧州委、モノのインターネット巡り調査へ-シリやアレクサも対象に

欧州連合(EU)の監督当局は、米アップルの「Siri(シリ)」やアマゾン・ドット・コムの「アレクサ」といった音声アシスト機能を対象に競争法(独占禁止法)に基づく本格的な調査に乗り出した。テクノロジー企業が成長市場での競争において、入手したデータを自社の立場強化に利用している手法が調査の焦点だという。

  欧州委員会は16日、いわゆるモノのインターネット(IoT)を巡る調査について、大手テクノロジー企業が他社に対してデータへのアクセスを制限する、もしくは他社製品との互換性に優れない製品を作っている可能性があることをすでに認識していると声明で明らかにした。

  欧州委員会のベステアー執行副委員長(欧州デジタル化総括、競争政策担当)はブリュッセルで会見し、音声アシスト機能は家庭用デバイスの中心に位置するケースが多いと指摘。別の調査対象となっているグーグルのフィットビット買収など、フィットネスウエアラブル機器の分野にも言及した。

  ベステアー氏は「膨大な利用者データへのアクセスは、この分野で成功する鍵を握るようだ。従ってこの市場に参加する企業がこうしたデータに対する支配力を悪用し、競争をゆがめる、あるいは競合他社を市場から閉め出すことがないようにしなくてはならない」と述べた。

原題:Siri, Alexa Targeted as EU Probes ‘Internet of Things’(抜粋)

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