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TSMC、4-6月利益は予想上回る-技術的優位で難局乗り切る

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米アップルなどを顧客企業に持つ半導体の受託生産世界最大手、台湾積体電路製造(TSMC)が16日発表した4-6月(第2四半期)の利益は市場予想を上回った。新型コロナウイルス感染拡大や米国による華為技術(ファーウェイ)規制にもかかわらず、技術的な優位でこれを乗り切った。

  4-6月の純利益は1208億台湾ドル(約4380億円)。アナリスト予想の平均は1106億台湾ドルだった。純利益は2014年1-3月(第1四半期)以来最も大きくアナリスト予想を上回った。粗利益率は53%と、以前示していた50-52%の見通しを上回った。売上高は約3110億台湾ドル。

  ブルームバーグ・インテリジェンスのアナリスト、チャールズ・シュム氏は、「アジアの半導体受託生産会社TSMCや中芯国際集成電路製造(SMIC)などの売上高は下期にコンセンサス予想を上回る可能性がある。新型コロナ感染拡大が予想より長期化しているものの、社会的距離を巡る規制の中で、クラウドプロセッシングやテレビ会議向けの半導体需要が増加しているためだ」と指摘した。

  TSMCは2020年の売上高伸び率見通しを上方修正し、米ドルベースで20%余り増加すると予想した。また、20年の設備投資見通しを160億-170億ドルと、従来予想の150億-160億ドルから引き上げた。

原題:TSMC Posts Biggest Profit Beat in Six Years (1)、TSMC Raises 2020 Sales, Capex Forecasts(抜粋)

(アナリストのコメントなどを追加して更新します)
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