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融資担保の金の延べ棒、実は偽物か-ナスダック上場の武漢金凰珠宝

  • さまざまな法的手続きの結果、全ての銀行口座が凍結-武漢金凰珠宝
  • 緩い規制環境や汚職のようなものがなけれができない大規模不正か

米ナスダックに上場している中国の宝飾品メーカー、武漢金凰珠宝(キングゴールド・ジュエリー)は、偽の金の延べ棒を担保に中国の金融機関から融資を受けていた疑いを巡って当局の調査を受けていることを明らかにした。

  湖北省武漢に本社を置く金凰珠宝は主に銅合金から成る延べ棒83トンを担保として差し入れていた疑いがあると中国メディアの財新が最近報じた。同社が融資に対する利払いを行わなかったことから延べ棒の一部に品質検査が行われ、問題が発覚したという。

  金凰珠宝は14日付の届け出で、「融資を得るための担保として用いられた貸し手側の管理下にある金(ゴールド)の適合性と完全性に関する一部主張に関連する事実」に対して政府の調査が始まったと説明した。

  同社はまた「さまざまな法的手続き」の結果、全ての銀行口座が凍結されており、この問題に関する独立した調査担当者を置くことができないともツイートした。

  エド・モイ元米造幣局ディレクターは電子メールで、「金凰珠宝の詐欺疑惑は驚くような規模で、緩い規制・コンプライアンス(法令順守)環境や特別扱い、汚職のようなものがなけれができない類いの大掛かりな不正行為だ」とコメントした。

  金凰珠宝に中国の一般的な営業時間外に電話したが応答はなかった。

原題:Chinese Jeweler Probed for Using Fake Gold Bars for Loans (1)(抜粋)

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