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韓国中銀、より大幅なマイナス成長見込む-政策金利据え置き

更新日時
  • 今年の成長率、5月時点のマイナス0.2%の見通し下回る公算大
  • ボラティリティー高まれば国債購入を実施する可能性と李総裁

韓国銀行(中央銀行)は16日、政策金利を据え置き、今年の経済成長率のマイナス幅が5月時点の予測より大きくなるとの見通しを示した。

  韓国中銀はこの日の金融通貨委員会で、政策金利である7日物レポ金利を0.50%に据え置くことを全会一致で決定。ブルームバーグが調査したアナリスト21人中19人が金利据え置き、2人が0.25ポイントの利下げを予想していた。

  同中銀は政策発表後の声明で、今後も緩和的な政策姿勢を維持すると表明。今年の成長率は5月時点の見通し(マイナス0.2%)を下回る公算が大きいとしたほか、新型コロナウイルスの感染拡大でインフレ圧力が低下していると説明した。  

As money flows increase, so do home prices in Seoul

  李柱烈総裁は記者会見で、「新型コロナウイルスの感染拡大は6月以降落ち着くと想定していたが、ペースが加速している」と指摘。「消費は下期に改善する見通しだが、新型コロナを巡る状況に左右されるとみられ、輸出の回復は遅れるだろう」と予想した。

  さらに、現行金利は実効下限制約(ELB)に近いとして、さらなる緩和が必要になれば金利以外の手段を使う可能性に言及。

  市場のボラティリティーが高まった場合は国債購入を実施する可能性があるとしたが、具体的な購入規模には触れなかった。また、投資家からの需要は安定しており、ボラティリティーの著しい高まりは見込んでいないと語った。

  韓国中銀は最新の経済成長予想を8月に発表する予定。

原題:Bank of Korea Sees Growth Below Earlier Forecast, Holds Rate (2)(抜粋)

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