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米国務長官、ロシア産ガス輸送管計画関与で制裁も-ドイツなどに警告

ポンペオ米国務長官は15日、ロシア産ガスを欧州やトルコに運ぶガスパイプライン事業、「ノルドストリーム2」と「トルコストリーム」に関与する企業などに制裁を辞さない構えを示した。両事業はロシアを利するだけだと米政権は主張している。

  ポンペオ氏は国務省での会見で、これらプロジェクトから「今すぐ手を引かなければ、代償を払うリスクを負うことになる」と述べた。

  米政権は同日、ロシアとのビジネスを制限することを目的とした「敵対者に対する制裁措置法(CAATSA)」の運用指針を改定。これまでの想定を上回る多くの企業がパイプライン事業への関わりで制裁を受ける可能性が明確になり、制裁の対象範囲が広がった。

  ロシアのガスプロムが手掛ける「ノルドストリーム2」は、ロシアとドイツを結ぶ全長約1200キロメートルのパイプライン。米国はロシアが欧州へのエネルギー供給を不当に牛耳ることになると主張。一方、ドイツなど欧州諸国は必要な資源が供給されると反論している。「トルコストリーム」はロシア産ガスを黒海経由でトルコに送り、欧州南東部の一部諸国にも供給を行う計画。

原題:Pompeo Warns of New Sanctions Over Nord Stream 2, TurkStream(抜粋)

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