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トランプ大統領、中国高官への制裁は当面見送りに傾く-関係者

更新日時
  • トランプ氏、14日の対中制裁法署名前に追加発動の排除を内部で決定
  • トランプ政権チーム、香港行政長官らを含む制裁対象候補リスト作成

トランプ米大統領は、中国との緊張をこれ以上エスカレートさせたくないと側近らに示唆し、中国高官に対する追加制裁の発動を当面控えることにした。事情に詳しい複数の関係者が明らかにした。

  トランプ氏は香港民主派弾圧の責任を負う中国当局者に制裁を科す法律に14日に署名したが、それ以前にこの決断を内部で下していたという。新型コロナウイルスや貿易、香港の政治的自由といったさまざまな問題で中国を非難するなど、この数週間、公の場で見せてきた戦闘的な姿勢とは好対照をなす。

President Trump Holds Rose Garden News Conference

トランプ大統領(7月14日)

  この法律では、香港の自治侵害の「主違反者」と認定された個人などへの制裁を求めているが、米政権が直ちに行動することは要求していない。トランプ氏は同日、香港への優遇措置を撤廃する大統領令にも署名した。

  匿名を条件に語った関係者2人によれば、トランプ政権のチームは中国共産党政治局常務委員の韓正副首相や林鄭月娥(キャリー・ラム)香港行政長官、香港警察トップの鄧炳強・警務処長を含む高官のリストを作成していたが、トランプ氏は追加制裁の見送りを決定した。ただ、当面は控えるとしても実施に動くと決める可能性もある。

  ホワイトハウスの国家安全保障会議(NSC)のジョン・ウリオット報道官は、香港や他の問題に絡む行為で中国共産党当局者に対する追加制裁の可能性を大統領が「排除した事実は一切ない」とする声明を発表した。

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原題:Trump Leans Against Sanctions on Chinese Officials for Now (2)(抜粋)

(ホワイトハウスの反応などを加えて更新します)
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