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長期金利が3週間ぶり低水準、リスク回避の買い-流動性供給入札順調

更新日時

債券相場は上昇。長期金利は3週間ぶりの低水準をつけた。新型コロナウイルス感染の再拡大を背景にしたリスク回避の買い圧力が掛かったほか、中期債対象の流動性供給入札結果が順調だったことも買い安心感につながった。

  • 新発10年債利回りは前日比1ベーシスポイント(bp)低い0.01%と、6月26日以来の低水準
  • 新発5年債利回りは1.5bp低いマイナス0.125%と、6月12日以来の水準まで低下
  • 長期国債先物9月物の終値は20銭高の152円35銭。一時は152円39銭まで上昇
新発10年債の利回り推移

市場関係者の見方

パインブリッジ・インベストメンツ債券運用部の松川忠部長

  • 流動性供給入札がしっかりとした結果だった上、リスク資産の軟調推移や米長期金利の低下もあり、午後にかけて相場は上昇継続
  • 景気低迷の長期化懸念が根強い中、黒田総裁率いる日本銀行は必要であればさらなる緩和策も排除しない姿勢を示しており、総裁会見ではあらためてカーブ全体を低位安定させることが強調された
  • こうした中、超長期債にも買いが波及する展開

流動性供給入札

  • 対象は残存期間1年超5年以下
  • 投資家需要の強弱を反映する応札倍率は3.76倍、同年限の前回入札は3.29倍
  • 最高利回り較差はマイナス0.007%、平均利回り較差はマイナス0.008%
  • 備考:過去の流動性供給入札の結果一覧

背景

新発国債利回り(午後3時時点)

2年債5年債10年債20年債30年債40年債
-0.150%-0.125%0.010%0.415%0.595%0.630%
前日比-0.5bp-1.5bp-1.0bp-1.5bp-1.0bp-1.5bp
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