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きょうの国内市況(7月15日):株式、債券、為替市場

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●日本株は反発、ワクチン期待や米国株高-景気敏感中心に全業種高い

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  東京株式相場は反発。新型コロナウイルスのワクチン開発への期待や米国株高の流れを受け継いで、電子部品や機械、自動車など景気敏感株を中心に全業種が高かった。

  • TOPIXの終値は前日比24.36ポイント(1.6%)高の1589.51
  • 日経平均株価は358円49銭(1.6%)高の2万2945円50銭

  ワクチン開発への期待から反発して始まった日本株は、午前に上げ幅を拡大。日本銀行の金融政策維持の発表を受け、午後は上げ幅を縮小して開始したが取引終了にかけて再び上げ幅を広げた。

  りそなアセットマネジメントの下出衛チーフストラテジストは「ワクチンの話が出ると景気敏感株が買われ、感染が拡大となるとナスダックやグロース株が買われ、どっちにしても買うという状況が続いている」と指摘した。「マーケットは景気回復期待をすでに織り込んでおり、回復が遅れそうになると株価の上昇は頭打ちになるが、ワクチンや治療薬の話で上昇を繰り返している」と話した。  

  • 東証33業種では、鉱業、鉄鋼、機械、不動産、卸売業、ゴム製品、サービス業が上昇率上位

●超長期債中心に下落、日銀総裁会見を警戒した売り-政策は据え置き

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  債券相場は超長期債を中心に下落。午後に予定されている日本銀行の黒田東彦総裁の会見で、利回り曲線のスティープ(傾斜)化を促す発言が出ることへの警戒感から売りが優勢だった。一方、日銀金融政策決定会合は現状維持で、織り込み済みから材料視されなかった。

  • 新発20年債利回りは1ベーシスポイント(bp)高い0.43%など超長期ゾーンの利回りは軒並み上昇
  • 新発10年債利回りは横ばいの0.02%
  • 長期国債先物9月物の終値は1銭高の152円15銭。軟調だった夜間取引の流れを引き継ぎ、朝方から売りが先行したが、午後に入りじりじりと水準を切り上げ、引け間際にプラスに浮上した

野村証券の中島武信シニア金利ストラテジスト

  • 超長期債の下げは黒田総裁会見でスティープ化を促す発言が出るとの思惑から売り仕掛けも
  • 総裁会見を受けてあす以降は相場が動意付く可能性
  • 20年債入札に向けた調整が続くのか、買い戻されるのか注目
  • 日銀会合は無風で材料視されず。先物が値を戻したのは昨日売られた分の買い戻しか

●ドル・円は107円台前半、対主要通貨では軟調-日銀金融政策据え置き

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  東京外国為替市場のドル・円相場は1ドル=107円台前半で推移。新型コロナウイルスのワクチン開発期待や米銀決算を受けた株高でリスク選好の流れが続く中、ドルと円は両通貨とも主要通貨に対して軟調だった。日本銀行による金融政策会合では、市場関係者のほぼ予想通りに従来の金融政策が据え置かれ、相場の反応は限定的だった。

  • ドル・円は午後3時23分現在、前日比変わらずの107円24銭。ここまでの値幅は107円19銭から107円31銭
  • ドルと円は主要16通貨の大半に対して下落
  • ブルームバーグのドル指数は一時1204.33と6月11日以来の低水準を付ける場面も
  • ユーロ・ドルはほぼ変わらずの1ユーロ=1.1404ドル。一時1.1423ドルと3月10日以来の高値

バークレイズ証券の門田真一郎チーフ為替ストラテジスト

  • 新型コロナウイルスの感染拡大以降、円だけでなくドルも安全通貨としてリスクオフ時に買われ、リスクオンでは売られるようになったため、同じ方向に動いてしまい、ドル・円は106-108円程度を向け出せない
  • グローバルな要因では同じような反応をするので、大きく動くにはどちらかの通貨に固有の材料が必要。日銀会合も無風で通過してしまったので、次の候補は米大統領選の見通しなどか
  • 今週の欧州中央銀行(ECB)会合は据え置きだろうが、欧州連合(EU)首脳会議で復興基金の創設を巡ってどこまで進むか、慎重姿勢の一部諸国とどれだけ折り合えるかは注目。反対意見はおおむね織り込み済みなので、進展があればユーロは買われやすいだろう
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