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トランプ氏めいの暴露本、秘密保持契約に違反せず-裁判所判事

  • ロバート氏は契約の条項を拡大解釈しているようだ-判事
  • 14日発売のメアリー氏の著書、アマゾンのベストセラー番付1位

トランプ米大統領のめい、メアリー・トランプ氏による一族の暴露本を巡り、大統領の弟ロバート・トランプ氏からの出版差し止め要請は手遅れだと判断したニューヨーク州裁判所の判事は、「内輪の恥」を暴露した同書は裁判で争点となっている2001年の秘密保持契約に違反しない可能性が高いとの考えを示した。

  ハル・グリーンウォルド判事は13日、ロバート氏の仮差し止め要請を退け、同書出版による「回復不能の損害」が米憲法修正第1条で保障された条項に勝り得ることをロバート氏は証明できなかったと指摘。秘密保持契約の条項を拡大解釈し、メアリー氏に家族関係を回想録で語らせないよう試みているようだと述べた。

  訴訟の今後の展開は不明だが、ロバート氏がメアリー氏を相手取った契約違反訴訟は当面、そのままの形で残る。ロバート氏は、メアリー氏の著書「Too Much and Never Enough: How My Family Created the World’s Most Dangerous Man」出版による損害賠償の支払いを要求している。

  メアリー氏の弁護士、 アン・チャンピオン氏は電子メールで、ロバート氏が裁判を進める選択をするなら、ロバート氏から証拠を要求する権利がメアリー氏にあると指摘。証拠開示のプロセスで「この古い契約を使ってメアリー氏を沈黙させようとする原告側の試みが契約の意味に反しているだけでなく、契約の合意が不正にまとめられたことも証明されるだろう」と主張した。

  ロバート氏の弁護人のチャールズ・ハーダー氏に取材を試みたが、返答は得られていない。

  この書籍は14日に発売され、 アマゾン・ドット・コムではベストセラー書籍ランキング1位となっている。

原題:
Trump Clan ‘Dirty Laundry’ in Book May Not Violate Secrecy Deal(抜粋)

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