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米政府、留学生ビザ新規定を撤回-ハーバード大やMITとの対立受け

  • ハーバード大やMITなど多くの大学との対立に終止符が打たれた
  • 新規定によって多数の学生が帰国を余儀なくされる可能性があった

米政府は留学生ビザを巡る新たな方針を撤回した。米移民税関捜査局(ICE)は先週、新型コロナウイルス感染再拡大の中で大学がオンラインの授業しか用意していなくても、留学生に最低1回の対面式講義の出席を義務付ける規定を発表していた。

  この規定を巡り米政府を提訴していたハーバード大学やマサチューセッツ工科大学(MIT)など、多くの大学との対立に終止符が打たれる形となった。

  バローズ連邦地裁判事が14日のオンラインでの審理で、米政府が新たな規定を撤回することに同意したと発表した。新規定によって多数の学生が帰国を余儀なくされ、大学側は秋以降の対応に追われる可能性があった。

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ハーバード大学

撮影:アダム・グランツマン/ブルームバーグ

  新規定を巡っては17州が政府を別途提訴していたほか、複数の大学や業界団体、大手テクノロジー企業がハーバード大とMITを支持する文書を提出していた。

  今回の結果についてICEやホワイトハウスに電子メールでコメントを求めたが、いずれも返答していない。

  ハーバード大のバカウ総長は政府の新規定撤回について、米国の大学にとって大きな勝利だとコメントした。

原題:
U.S. Reverses Student Visa Curbs After Harvard, MIT Fight (2)(抜粋)

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