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英グラクソの血液がん治療薬、米FDA諮問委が支持-承認に向け前進

  • 一部患者の視力に影響との報告踏まえた上で全会一致で支持決定
  • 承認されれば、BCMA標的の最初の治療薬になるとグラクソ

英製薬会社グラクソ・スミスクラインは新しい血液がん治療薬について米国での承認獲得に向けて一歩前進した。米食品医薬品局(FDA)諮問委員会が14日、同薬の使用を支持することを全会一致で決めた。

  グラクソの電子メールによると、抗がん剤諮問委員会(ODAC)は多発性骨髄腫治療薬belantamab mafodotin(ベランタマブ・マフォドチン)に関し、一部の患者の視力に影響があったとの報告を踏まえた上で効果がリスクを上回ると判断し、承認を勧告した。

  この医薬品はがん領域のパイプライン(新薬候補)構築を推進しているグラクソが、今年承認を目指す3つのがん治療薬の1つ。4月には卵巣がん治療薬「ゼジュラ」が比較的早い段階の使用で米当局の承認を獲得しており、子宮体がん治療薬も年内承認を目指している。

  ベランタマブ・マフォドチンの臨床試験では患者の17%に角膜変性など視力への影響があった。承認されれば、B細胞成熟抗原(BCMA)標的の最初の治療薬になると同社は説明している

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原題:
Glaxo Blood Cancer Treatment Wins Backing From FDA Committee(抜粋)

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