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トランプ氏が誤解招く発言-警官に殺されるのは「白人の方が多い」

  • 警察の発砲による死者は人口比では黒人の方が多い-WP紙データ
  • 100万人当たりの死者数は黒人31人に対し、白人は13人
トランプ大統領

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Photographer: Drew Angerer/Getty Images North America
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Photographer: Drew Angerer/Getty Images North America

トランプ米大統領は14日、警察の手で死ぬのは黒人より白人の方が多いと述べた。人種差別や警察官の暴力に対する抗議が全米で広がる中、同氏の発言は人種間の緊張を一段と強める恐れがある。

  トランプ氏はCBSニュースとのインタビューで、黒人がいまだに警察の手で死んでいるのはなぜかと問われ、「ひどい質問だ」と一蹴。その上で「それは白人も同じだ。ちなみに、白人の方が多い」と述べた。

  米紙ワシントン・ポストのデータベースによると、警察の発砲による死者は絶対数では白人の方が黒人より多いが、人口比では黒人の割合が白人の2倍余りとなる。

  同データベースの集計が始まった2015年以降で、警察の発砲による死者数は黒人が1301人であるのに対し、白人は2495人。人口100万人当たりの死者数では黒人31人に対し、白人は13人となっている。

原題:Trump Offers Misleading Data on Black People’s Risk From Police(抜粋)

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