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テッパー、アインホーン、ソロス氏株保有も闇の中-SEC案施行なら

  • 情報開示義務付ける株式保有基準を35億ドルに引き上げる案を検討
  • ポールソン氏やドラッケンミラー氏、ベーコン氏も基準を下回る

米証券取引委員会(SEC)が検討している情報開示ルールの緩和が施行されれば、ジョン・ポールソン氏やスタンリー・ドラッケンミラー氏、ジョージ・ソロス氏を含む資産家は、保有する株式の情報を公開する必要がもはやなくなる。

  SECが検討するでは、情報開示が義務付けられる米取引所上場の株式保有額は35億ドル(約3750億円)以上となる。これら伝説的トレーダーらは数十億ドルを運用管理しているものの、運用会社の上場株式保有額はいずれも基準を下回っている。

  彼らだけではない。基準を下回るウォール街の著名投資家には、ルイス・ベーコン氏やデービッド・テッパー氏、デービッド・アインホーン氏、ポール・チューダー・ジョーンズ氏も含まれる。

Duquesne Family Office CEO Stanley Druckenmiller Interview

スタンリー・ドラッケンミラー氏

写真家:クリストファー・グッドニー/ブルームバーグ

  SECへの最近の四半期報告によれば、資産家のレイモンド・ダリオ氏が創業した世界最大のヘッジファンド運営会社ブリッジウォーター・アソシエーツ(運用資産額1380億ドル)でさえ、株式保有額は50億ドルにすぎない。

  過去40年余り変更されていない1億ドルという現行基準を下回ることはほぼ不可能だろうが、35億ドルであればクリアできる位置にある。

  SECのクレイトン委員長は10日、情報開示を義務付ける株式保有基準の引き上げを検討していると発表。「比較的小規模な運用会社の不必要な負担を軽減する」一方、「大手投資運用会社の保有」を引き続き監視できると説明した。

Omega Advisors Inc. Chairman And Chief Executive Officer Leon Cooperman Interview

レオン・クーパーマン氏

写真家:Scott Eells / Bloomberg

  ヘッジファンド運営会社オメガ・アドバイザーズを2018年にファミリーオフィスに転換したレオン・クーパーマン氏は電子メールで、申告コストが減るという理由からSECの案は望ましいとの見解を示した。他のファンドマネジャーらにもコメントを求めたが、返答がないかコメントを控えている。

Big Name Managers Would Benefit

Many firms' reported stock holdings are below $3.5 billion

Source: SEC 1Q 13F Filings

Key Speakers At The 2019 Milken Conference

レイモンド・ダリオ氏

写真家:パトリック・T・ファロン/ブルームバーグ

原題:Tepper, Einhorn, Soros Stock Holdings Would Go Dark in SEC Plan(抜粋)

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