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ロシア下院、領土割譲への一段と厳しい姿勢を支持-法案成立に前進

  • 領土割譲に向けた行為を過激主義とみなす法案が下院で承認された
  • 北方領土問題の解決を望む日本の安倍首相にとっては打撃となる

ロシア下院は14日、領土割譲に対する一段と厳しい姿勢を圧倒的に支持した。最近の改憲に沿う形となり、北方領土問題の解決を望む日本の安倍晋三首相にとっては打撃となる。

  下院はロシア領土の割譲に向けた行為を過激主義とみなす法案について第1読会(3段階審議の1番目)を開き、賛成382票、反対0票で承認した。法案は上下両院で承認された後、プーチン大統領が署名して成立する。

  プーチン氏の最側近の1人であるウォロジン下院議長は、領土の一部割譲を求めるいかなる外国人に対し、ロシアが拘束や身柄引き渡し要求などの措置をためらうことはないと述べた。

  1日の全国投票で承認された改正憲法には、再境界線を認めるなど領土割譲禁止に関するいくつかの免責条項がある。ただ、日露関係に詳しいテンプル大学のジェームズ・ブラウン氏によると、ロシアの世論はわずかな領土割譲にさえも態度を硬化させている。

  同氏は英国王立防衛安全保障研究所(RUSI)への寄稿で、プーチン氏が北方領土の引き渡しを「政治的に不可能にした」と述べた。

原題:
Russian Lawmakers Back Tough Stance on Territorial Concessions(抜粋)

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