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米国株上昇、S&P500は約1週間ぶり大幅高-ドル下落

更新日時
New York Streets Get a Little More Congested As City Enters Phase 1
Photographer: Bloomberg/Bloomberg
New York Streets Get a Little More Congested As City Enters Phase 1
Photographer: Bloomberg/Bloomberg

14日の米株式相場は上昇し、S&P500種株価指数は1週間余りで最大の上げとなった。エネルギーや素材、資本財を中心に終盤に急伸した。一方でドルは下落し、米国債はほぼ変わらず。

  • 米国株はS&P500種指数が反発-日中は上げ下げ繰り返す
  • 米国債はほぼ変わらず、10年債利回り0.62%
  • ドルは下落、リスク選好で-ユーロ高い
  • NY原油先物、反発-需要不安を減産順守が打ち消す
  • NY金先物、ほぼ変わらず-インフレ加速観測などが下支え

  S&P500種は日中、上げ下げを繰り返す変動の大きな展開となった。企業決算と、新型コロナウイルス感染拡大による経済への悪影響が意識された。テクノロジー銘柄が中心のナスダック100指数は一時2%下落したが、結局プラスで引けた。銀行株は高安まちまち。決算でトレーディング収入が過去最高となったJPモルガン・チェースは上昇。一方でウェルズ・ファーゴは下落。同行は2008年以来初の赤字決算となり、配当を引き下げた。

  チャールズ・シュワブのチーフ投資ストラテジスト、リズ・アン・ソンダース氏は「今回の決算シーズンでは企業が誠実な姿勢を示し、悪い点は振り返らないというのとはやや異なるメッセージを送る可能性がある」と予想。「V字回復見通しに冷や水を浴びせていると判断されたとしても、企業が誠実であるのは正しいことだ」と述べた。

  S&P500種は前日比1.3%高の3197.52。ダウ工業株30種平均は556.79ドル(2.1%)上昇の26642.59ドル。ナスダック総合指数は0.9%高。米国債市場では、10年債利回りがほぼ変わらずの0.62%。

  外国為替市場ではドルが下落。JPモルガンのトレーディング収入が過去最高となり、リスク選好が続いた。ユーロは上昇し、1カ月ぶり高値。

  主要10通貨に対するドルの動きを示すブルームバーグ・ドル・スポット指数は0.2%低下。ユーロは対ドルで0.5%上げて1ユーロ=1.1400ドル。ドルは対円で0.1%未満下げて1ドル=107円24銭。  

  ニューヨーク原油先物相場は反発。新型コロナ再拡大で需要が最悪期に逆戻りするとの懸念が広がった一方、産油国に関しては協調減産の合意順守で進展があった。ニューヨーク商業取引所(NYMEX)のウェスト・テキサス・インターミディエート(WTI)先物8月限は19セント(0.5%)高い1バレル=40.29ドルで終了。ロンドンICEの北海ブレント9月限は18セント上昇し42.90ドル。

  石油輸出国機構(OPEC)と非OPEC主要産油国で構成する「OPECプラス」は15日の会合で、過去最大規模の協調減産を予定通り縮小する是非を協議する。

  ニューヨーク金先物相場はほぼ変わらず。ニューヨーク商品取引所(COMEX)の金先物8月限は、0.1%未満下げて1オンス=1813.40ドルで終了。インフレ加速見通しを背景に、金に裏付けられた上場投資信託(ETF)には資金が流入。新型コロナの感染拡大を意識した逃避需要も拡大し、現物価格は押し上げられた。

原題:Stocks Surge to Five-Week High; Dollar Weakens: Markets Wrap(抜粋)

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(第3段落を追加し、更新します)
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