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田辺三菱薬傘下のカナダ企業、コロナワクチン候補でヒトへの試験開始

カナダのバイオ医薬品会社メディカゴは、20年余りにわたって植物由来のワクチン開発に取り組んでいる。同社が新たに英グラクソ・スミスクラインと提携して新型コロナウイルス感染症(COVID19)の予防を目指したワクチンの治験を実施しており、注目を集めている。

  メディカゴは13日、開発中の新型コロナワクチン候補をヒトに初めて投与。世界保健機関(WHO)によれば、これにより第1相試験に達した新型コロナワクチン候補の数は23となる。

Medicago handout

メディカゴの植物栽培施設

  メディカゴは田辺三菱製薬の子会社で、米フィリップ・モリス・インターナショナルも株式を保有している。メディカゴは先週、グラクソとの提携を発表。この提携で、グラクソは免疫反応を高める物質アジュバントを提供する。

  メディカゴのブルース・クラーク最高経営責任者(CEO)は、「当社のような企業にとっては大成功ともいえる。われわれの技術(植物由来の生産プラットフォーム)の堅実性について納得させる必要があったからだ」と説明。「新規参入者の当社としては、重大な転機だ」と述べた。

  メディカゴは、オーストラリアのタバコ科植物から得られるウイルス様粒子(VLP)を活用して植物由来ワクチンを開発。このワクチンはウイルスに類似し、体の免疫システムがウイルスとして認識して免疫を作り出す。

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原題:Covid Shot Derived From Tobacco-Like Plant Tested in Humans(抜粋)

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