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話題株:オリランド、感染第2波の連想売り-香港ディズニーが休園

  • 感染拡大が目立ってくれば再休園も考えられる-シティグループ証
  • 今のところ閉園する予定はない-オリエンタルランド

東京ディズニーランドとディズニーシーを運営するオリエンタルランドへの投資家の視線が慎重になっている。14日の東京株式市場で、株価は5月8日以来約2カ月ぶりの安値を付けた。新型コロナウイルスの感染が収まらず、テーマパーク事業に不安が広がっている。

  香港ディズニーランドは政府などの要請に応じて15日から一時休園すると米ウォルト・ディズニーが発表したのがきっかけだ。証券ジャパン調査情報部の増田克美部長は電話取材で、海外で新型コロナの感染第2波への懸念が高まり、東京ディズニーランドなどにも悪影響の出る連想がマーケットで広がっていると述べた。

  シティグループ証券アナリストの江沢厚太氏はメモで、香港ディズニーランドの休園を受けて、感染拡大が目立ってくればテーマパークの閉鎖は避けられず、再休園も考えられると指摘した。一方、オリエンタルランド広報部の永井雄大氏は電話取材で、テーマパークについて「今のところ閉園する予定はない」と述べた。

営業再開発表の6月23日から右肩下がり

  営業再開を発表した6月23日に1万5000円台に上昇した株価はその後は右肩下がりになっている。4カ月間休業した東京ディズニーランドとディズニーシーが1日に営業を再開しても、株安基調は変わらない。

  もっとも株式市場の連想売りはあくまでも投資家心理の不安によるものだ。岩井コスモ証券の川崎朝映アナリストは「長い目で見ると、今は買い場と見ていい」と話す。新型コロナの治療薬開発が進んでいたり、日米欧などで財政や金融政策が打たれていたりすることが支えになり、第1波ほどの影響はないと同氏はみる。感染が落ち着くまではパーク入園者が回復することは期待しにくいが、行き過ぎた懸念売りは投資のチャンスを生む可能性もある。

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