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シンガポール、リセッション入り-4~6月GDP過去最大の縮小

更新日時
  • GDPは前期比年率41.2%減、市場予想よりも悪化
  • 新型コロナに伴うロックダウンや外需の弱さが響いたと貿易産業省

シンガポール経済は4-6月(第2四半期)にリセッション(景気後退)入りした。ロックダウン(都市封鎖)の延長で企業活動が停止し、消費者支出が損なわれた。

  貿易産業省が14日発表した4-6月期の国内総生産(GDP、速報値)は前期比年率41.2%減少。四半期ベースで過去最大の落ち込みとなり、ブルームバーグが調査したアナリストの予想(同35.9%減)より悪かった。前年同期比では12.6%減(予想10.5%減)だった。

Ministry of Trade and Industry

  貿易産業省は、新型コロナウイルスの感染拡大ペースを抑えるため4月7日から6月1日まで実施した部分的なロックダウン措置が記録的なマイナス成長となった主な原因と分析。弱い外需も一因だとしている。

  みずほ銀行の経済・戦略責任者ビシュヌ・バラサン氏(シンガポール在勤)はシンガポールがより厳しい感染対策への逆戻りを余儀なくされない限り、恐らく4-6月期がサイクルの底だと予想。さらに、「4度の財政政策パッケージが浸透・波及するには時間が必要」だとしながらも、追加刺激策の可能性は排除していないと述べた。

原題:Singapore Slumps Into Recession With Record 41.2% GDP Plunge (1)、Singapore 2Q GDP -41.2% Q/q; Estimate -35.9%(抜粋)

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