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コロナ第2波、米の一部州に到来か-カリフォルニア州は再び活動制限

  • 外出自粛の緩みや重篤化しないと考える若者が要因と専門家
  • 感染再拡大が近いと感じているとクオモNY州知事

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米国を襲った新型コロナウイルス感染の第1波で最初に打撃を受けた州はこれ以上悪い事態は起きないと期待していたが、感染の波が戻ってきた。

  カリフォルニア、ルイジアナ、ミシガン、ワシントンの各州を含む第1波で感染拡大が最も深刻だった地域の多くでは感染者が一時減少していたがその後、再び増加している。検査が増えたというだけの問題ではなく、入院者のほか、一部地域では死者も増えている。

Down On Fisherman's Wharf, The Sea Lions Bark At Empty Piers

サンフランシスコのフィッシャーマンズワーフのレストランでマスクを着用して食事を運ぶ従業員(7月8日)

フォトグラファー:David Paul Morris / Bloomberg

  フロリダ州では12日発表の新規感染者が1万5300人と、1州での過去最多を更新した。専門家は、新たな波が起きている地域に共通する要因として、住民の外出自粛の緩みのほか、若者らが感染しても重篤化しないと信じていることや、共和党支持者がマスクを着用しない傾向が強いことを挙げている。

  カリフォルニア州のニューソム知事は13日、経済活動再開を一部撤回。全州でレストランの店内飲食を禁止したほか、感染者が多い30郡にジムやヘアサロン、宗教施設の屋内活動停止を命じた。

  これまでのところ、第1波で感染者が特に多かった州のうち、ニューヨークとニュージャージー、マサチューセッツの3州では感染は再拡大していない。しかしニューヨーク州のクオモ知事は10日、その途上にあると発言。「増加に向かうだろう。それが近づいていると感じている」と、WAMCラジオとのインタビューで語った。

  新型コロナ感染の第1波をほぼ免れたアリゾナやフロリダ、テキサスなど南部諸州での感染急増が先週注目された一方で、西海岸のカリフォルニア州の入院者や1日当たりの死者が過去最多を更新。全米で最初に制限措置を講じた同州では8日、1日当たりの死者が149人と過去最多に達し、その後も現在までの死者数が320人を超えている。

  ジョンズ・ホプキンス大学のデータによると、ルイジアナ州の新規感染者は4月に記録した過去最多に近づいている。

原題:
Covid-19 Reinvades U.S. States That Beat It Back Once (2)(抜粋)

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