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債券上昇か、米長期金利低下で買い先行-流動性供給入札は無難通過か

債券相場は上昇が見込まれている。前日の海外市場で米国の長期金利が低下した流れを引き継ぎ買いが先行する見通し。この日に実施される流動性供給入札は一定の投資家需要などを背景に無難に通過すると予想されている。

長期国債先物(9月物)152円00銭台半ば~152円20銭付近か(前日152円07銭)
新発10年物国債(359回債)利回り0.015%~0.03%程度か
(前日0.025%)

  先物夜間取引では9月物が前日の日中終値比1銭高の152円08銭で引けた。一時は151円98銭まで水準を切り下げていたが、米長期金利の低下に連れて、引けにかけて買い戻された。

先物中心限月の夜間取引推移

市場関係者の見方

三菱UFJモルガン・スタンレー証券の稲留克俊シニア債券ストラテジスト

  • 米国では新型コロナウイルスの感染拡大が止まらず、V字の経済回復期待が弱まっており金利先高観が持てなくなっている感がある
  • きょうの円債相場は米金利低下の流れを受けて強含みのイメージ
  • 超長期ゾーンの需給悪化懸念も薄れてきており、そろそろスティープニング(傾斜化)の流れは止まるとみている
  • 先物中心限月の予想レンジは152円05銭~152円20銭

流動性供給入札

  • 対象は残存期間5年超15.5年以下、発行予定額は5000億円程度
  • 三菱モルガン証の稲留氏
    • 品薄銘柄を中心にそれなりの需要はあるとみられ、消化に不安はないだろう
  • 備考:過去の流動性供給入札の結果一覧

海外市場の流れ

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