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きょうの国内市況(7月13日):株式、債券、為替市場

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●日本株は反発、新型コロナ治療薬の期待高まる-全業種上昇

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  東京株式相場は上昇。新型コロナウイルスの治療薬開発への期待で投資家心理が改善し、電機、自動車や素材、海運など景気敏感業種、銀行などの金融株中心に全業種が上げた。

  • TOPIX終値は前営業日比37.82ポイント(2.5%)高の1573.02
  • 日経平均株価は493円93銭(2.2%)高の2万2784円74銭

  SMBC信託銀行の佐溝将司シニアマーケットアナリストは「新規のコロナ感染者は増加しているが、経済は再開の方向に進んでおりこの動きが逆戻りしない限りは、投資家のリスク選好の動きは続くだろう」と指摘。また、「中国景気の堅調さ、北京の感染再拡大の抑え込み、政府の株高容認などで上海株が上昇していることも追い風」と話した。

  反発で始まった日本株は、中国の上海総合指数の上昇を背景に上げ幅を拡大し、午後もこの日の高値圏で推移。東証1部銘柄の94%が値上がりし、ほぼ全面高となった。

  • 東証33業種では鉱業や鉄鋼、空運、輸送用機器、非鉄金属、繊維製品、不動産などが上昇率上位

●債券下落、超長期ゾーンへの売り圧力継続でー利回り曲線スティープ化

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  債券相場は下落。新型コロナウイルス治療薬への期待によるリスク選好の流れに加えて、需給懸念を背景にした超長期ゾーンへの売り圧力が継続した。超長期ゾーンの金利上昇幅が大きくなり、利回り曲線はスティープ(傾斜)化した。

  • 新発20年債利回りは前週末比3ベーシスポイント(bp)高い0.425%に上昇
  • 新発30年債利回りは一時0.60%、新発40年債利回りは一時0.635%と、いずれも4bp上昇
  • 長期国債先物9月物の終値は15銭安の152円07銭。前週末の米国債相場が下げた流れを引き継いで売りが先行し、その後は徐々に下げ幅を拡大、取引終了前にかけて152円05銭まで下落

バンクオブアメリカ・メリルリンチの大崎秀一チーフ金利ストラテジスト

  • 今週は日本銀行の買い入れオペが中長期ゾーンの1回のみで、超長期ゾーンは予定されておらず、来週に20年入札、再来週に40年入札と続くため、需給の緩みが意識されている
  • リスクセンチメントは日替わりだが、きょうに限って言えばコロナ治療薬への期待から海外金利が上昇した影響もある
  • 超長期債は買い戻しが終われば、投資家は新たな買いの積み上げには慎重。あまりに発行が増えるので、もう少し待てば金利が上がると思っている人の方が多そうだ
  • 15日の日銀会合後の黒田東彦総裁会見は、超長期金利について質問されれば、引き続き過度のフラット(平たん)化をけん制する返答になるとみられ、どちらかと言えば超長期債にネガティブ

●ドル・円は軟調、コロナ治療薬期待のリスクオンでドル売り優勢

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  東京外国為替市場のドル・円相場は軟調。新型コロナウイルスの治療薬開発への期待などを背景とした株高を受け、リスク選好のドル売りがやや優勢となった。

  • ドル・円は午後3時39分現在、前週末比ほぼ変わらずの1ドル=106円93銭。106円97銭を高値に一時は0.1%安の106円79銭まで下落
  • ブルームバーグのドル指数は0.2%下落
    • ドルはほぼ全ての主要通貨に対して売られ、円も大半の主要通貨に対して下落
  • ユーロ・ドルは0.3%高の1ユーロ=1.1333ドル。対円では0.3%高の1ユーロ=121円16銭

ステート・ストリート銀行の若林徳広在日代表兼東京支店長

  • 新型コロナのワクチン開発のニュースを受けたリスクオンのドル売りが広がっている。コロナ危機でかなりのドル買いポジションが形成されたとみられ、ドル指数は今後もずるずる落ち続けるだろう
  • 株高と円安の相関は顕在で、午後に入って株価が上げ幅を広げる中、円安も強まっている。ドル・円は結局106円50銭-108円50銭の間を行ったり来たりしている
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