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債券下落、超長期ゾーンへの売り圧力継続でー利回り曲線スティープ化

更新日時

債券相場は下落。新型コロナウイルス治療薬への期待によるリスク選好の流れに加えて、需給懸念を背景にした超長期ゾーンへの売り圧力が継続した。超長期ゾーンの金利上昇幅が大きくなり、利回り曲線はスティープ(傾斜)化した。

  • 新発20年債利回りは前週末比3ベーシスポイント(bp)高い0.425%に上昇
  • 新発30年債利回りは一時0.60%、新発40年債利回りは一時0.635%と、いずれも4bp上昇
  • 長期国債先物9月物の終値は15銭安の152円07銭。前週末の米国債相場が下げた流れを引き継いで売りが先行し、その後は徐々に下げ幅を拡大、取引終了前にかけて152円05銭まで下落

市場関係者の見方

バンクオブアメリカ・メリルリンチの大崎秀一チーフ金利ストラテジスト

  • 今週は日本銀行の買い入れオペが中長期ゾーンの1回のみで、超長期ゾーンは予定されておらず、来週に20年入札、再来週に40年入札と続くため、需給の緩みが意識されている
  • リスクセンチメントは日替わりだが、きょうに限って言えばコロナ治療薬への期待から海外金利が上昇した影響もある
  • 超長期債は買い戻しが終われば、投資家は新たな買いの積み上げには慎重。あまりに発行が増えるので、もう少し待てば金利が上がると思っている人の方が多そうだ
  • 15日の日銀会合後の黒田東彦総裁会見は、超長期金利について質問されれば、引き続き過度のフラット(平たん)化をけん制する返答になるとみられ、どちらかと言えば超長期債にネガティブ
新発40年物国債利回りの推移

背景

新発国債利回り(午後3時時点)

2年債5年債10年債20年債30年債40年債
-0.140%-0.105%0.025%0.425%0.595%0.630%
前週末比+0.5bp+1.0bp+1.0bp+3.0bp+3.5bp+3.5bp
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