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ドイツ政府幹部が英国を非難、EU離脱合意の約束守っていない

  • EUと英国、「合理的な解決策を見いだす状態には遠い」-独副外相
  • 英政府、今週の交渉を終え「著しい相違が依然残る」

ドイツ政府幹部は、英国が昨年、欧州連合(EU)離脱合意の中で交わした約束を守っていないと非難し、将来の通商関係を巡る交渉が破談に終わる事態に全関係者が備える必要があると呼び掛けた。

  ドイツのロート副外相は10日、ブルームバーグテレビジョンとのインタビューで、EUと英国は「合理的な解決策を見いだす状態には程遠い」と指摘。英国の交渉担当者が議論における共通の土台すら認めようとしないからだと続けた。

  ロート氏は「ロンドン(英政府)の期待にはやや驚かされる。交渉は双方が合意した政治宣言に基づいているからだ」と述べた。ドイツはEU最大の加盟国であり、英国との強固な関係維持を望むと繰り返し表明してきただけに、同氏の発言は重みを持つ。交渉が暗礁に乗り上げればドイツが仲介に入るだろうとの英国の期待に、冷や水を浴びせる形となる。

  一方、英政府は今週の交渉担当者同士の協議を終え、「著しい相違が依然残っている」と発表した。

原題:
German Envoy Slams U.K. for Backsliding From Brexit Declaration(抜粋)

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