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米国債が急上昇、逃避需要で長期債中心-「市場がついに反応」との声

安全な逃避先を求める資金が米国債市場に急激に流入し、相場を押し上げた。新型コロナウイルス感染症例の世界的な拡大で、経済が打撃を受けるとの見方が背景にある。

  米10年債利回りは10日に一時0.568%と、4月22日以来の低水準をつけた。同5年債利回りは0.256%と過去最低を更新。英国の2年債と5年債の利回りも、それぞれ過去最低に下げた。

  米国債相場の上昇は長期債主導だ。米30年債の利回りは一時1.246%に低下。5年債利回りとのスプレッドは5月以来で初めて、100ベーシスポイント(bp、1bp=0.01%)未満に縮小した。

  TDセキュリティーズのグローバル金利戦略責任者、プリヤ・ミスラ氏は「感染拡大という状況に、ついに債券市場が反応するようになった」と指摘。「それが長期債主導で金利が下げている理由だ」とし、「リスク資産の動きが不安定な場合は、それが唯一のヘッジ手段だ」と述べた。

Yield on 30-year bonds falls amid demand for havens

原題:
U.S. Treasuries Lead Rally in Long-Dated Bonds on Haven Demand(抜粋)

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