コンテンツにスキップする
cojp

米生産者物価指数、6月は予想外の低下-インフレ圧力の弱さ示唆

6月の米生産者物価指数(PPI)は市場予想に反し、前月比で低下した。新型コロナウイルス感染拡大で需要が落ち込み、インフレ圧力が限定的になっていることが示唆された。

キーポイント
  • PPIは前月比0.2%低下
    • ブルームバーグ調査のエコノミスト予想中央値は0.4%上昇だった
    • 過去5カ月間で4回目のマイナス
    • 5月は0.4%上昇
  • 変動の大きい食品とエネルギーを除くコアPPIは、前月比0.3%低下
    • 市場予想は0.1%上昇

  米経済が2月にリセッション(景気後退)入りして以来、事業者の価格決定力は弱まっている。世界各地で経済活動が再開される中で需要は安定し始めているが、企業は売り上げの回復を図り、値上げには消極的な可能性がある。

  食品とエネルギー、貿易サービスを除くPPIは前月比0.3%上昇。前年同月比では0.1%低下した。最も変動の大きい要素を取り除いていることから、一部のエコノミストはこの指標を重視している。

  6月は財のPPIが前月比0.2%上昇。エネルギー価格が7.7%上昇した。一方で食品価格は5.2%の低下。食肉価格が27.7%低下したことが影響した。サービスのPPIは0.3%低下で、2月以来の大きなマイナス。

  PPIは前年同月比では0.8%低下。5月も0.8%低下だった。

  統計の詳細は表をご覧ください。

原題:U.S. Producer Prices Unexpectedly Declined in June on Food Costs(抜粋)、U.S. June PPI for Final Demand Fell 0.2% vs Est. Up 0.4%(抜粋)

(統計の詳細を追加して更新します)
    最新の情報は、ブルームバーグ端末にて提供中 LEARN MORE