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きょうの国内市況(7月10日):株式、債券、為替市場

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●日本株は反落、新型コロナ感染拡大や米金利低下-金融など全業種安い

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  東京株式相場は反落。米国や国内で新型コロナウイルスの感染が加速していることや米金利低下から景気の先行きが警戒され、銀行や証券など金融、自動車、原油関連株中心に東証全33業種が安くなった。

  • TOPIXの終値は前日比22.04ポイント(1.4%)安の1535.20
  • 日経平均株価は238円48銭(1.1%)安の2万2290円81銭

  三井住友トラスト・アセットマネジメントの上野裕之シニアストラテジストは「米国、日本とも新型コロナの感染拡大への警戒感がさらに高まっている」とした上で、「感染が収束に向かっていない中でコロナのマイナスの影響が小売決算や不動産空室率などのデータにも表れてきているため、楽観論の揺り戻しが起きている」と述べた。

  • 東証33業種では鉱業や証券・商品先物取引、不動産、その他金融、輸送用機器、小売が下落率上位

●超長期債が下落、急激な金利低下で反動の売り-利回りフラット化一服

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  債券相場は超長期債が下落。超長期ゾーンの金利低下が急速に進んだことへの警戒感から売りが優勢となり、利回り曲線のフラット(平たん)化は一服した。半面、先物相場は国内株式相場の下落を受けて買いが優勢だった。

  • 新発20年債利回りは前日比0.5ベーシスポイント(bp)高い0.395%、30年債利回りは1bp高い0.56%、新発40年債利回りは1.5bp高い0.595%。前日は30年債、40年債の利回りがともに6月半ば以来の水準まで低下
  • 長期国債先物9月物の終値は12銭高の152円22銭。前日の米長期金利低下の流れを引き継ぎ小高く始まった後、いったん失速したが、午後に入り再び買いが優勢となり一時152円26銭と約1カ月ぶりの水準まで上昇
  • 野村証券の中島武信シニア金利ストラテジスト
    • 今週7日の30年債入札以降の金利低下が速かったので、超長期債にスピード調整の売り、20年債利回りは0.3%台に入ると売りも
    • 10年債利回りはいいところまで下がっており、マイナス金利まで買い進めるほどの需要はない
    • 一方、株式相場の下落が支援材料になって先物は買われた

日銀オペ

  • 残存1年超3年以下と5年超10年以下は4200億円、25年超は300億円と、いずれも前回オペの買い入れ額を据え置き

●ドルは2週間ぶり107円割れ、コロナ感染拡大でクロス中心に円買い進む

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  東京外国為替市場のドル・円相場は2週間ぶりの1ドル=107円割れ。新型コロナウイルスの感染拡大を背景にアジア株が下落する中、クロス円(ドル以外の通貨の対円相場)を中心にリスク回避に伴う円買いが強まった。

  • ドル・円は午後3時23分現在、前日比0.3%安の106円89銭。107円26銭を高値に一時106円88銭と6月26日以来の水準まで円高が進行
  • 円は主要通貨すべてに対して上昇
  • オーストラリアドルは対円で一時0.9%安の1豪ドル=74円02銭
  • ユーロ・円は一時0.5%安の1ユーロ=120円35銭
    • いずれも今月1日以来の円高水準

NBCフィナンシャルマーケッツ・アジアのデービッド・ルー氏(香港在勤)

  • 目立ったニュースがあるわけではなく、基本的には新型コロナの感染再拡大、なかでも死者増加がリスクオフ材料として意識されており、クロス円の下げを通じた円買いにつながっている
  • ただ、コロナ懸念対各国政府・中銀による対策という構図の中で、ポジション調整以上にリスクオフで攻めるのはためらわれる局面。リスクがあるとすれば、クロス円のポジション調整が深めに値幅が出ることではないか
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